【バイアスの種類】どんな種類の「バイアス」があるのか〖後半〗
こんにちは、のぶりんです。
前回の続きです。
前回のブログ⇒【バイアスの種類】どんな種類の「バイアス」があるのか〖前半〗
次の4つのバイアスを紹介したいと思います。
●内集団バイアス ●多数派同調バイアス(集団同調バイアス) ●持続性バイアス ●保守性バイアス |
この4つのバイアスも結構かかってしまっている可能性があるものです。
自分も結構おちいりがちです(笑)
内集団バイアス
自分が所属している集団は正しい、自分たちは正しいと思い込むのが内集団バイアスです。
うまくいったら自分の実力、失敗したら周囲のせいという自分に都合が良い考え方
宗教団体やテロ集団の思考に近いところがあります。
自分たちが正しいと思っているから、人を傷つけても「正しいことをしている」という思いから出来てしまいます。
多数派同調バイアス(集団同調バイアス)
選択や行動に迷ったら時、とりあえず周囲の人に合わせようとする。
みんなと同じにしておけば安心(安全)だと考える心理傾向が多数派同調バイアス(集団同調バイアス)です。
自分も含めて多くの人がこのバイアスにかかったことがあるのではないでしょうか。
みんながやっているから、、、みんなと同じことをしていれば、、、など。
電車に乗っていて、お年寄りが立っています。
席を譲ろうか迷っていると「周りの人は席を譲ろうとしないし、恥ずかしいから」という結論に至ってしまう。
周りがしないから、自分もやらないという心理になってしまうのです。
陥りがちな場面ですが、これは大いに間違っています。
席を譲るか譲らないかは、自分自身の問題であり、周りの人は関係ないのです。
「席を譲ろう」という思いがあるなら、何も考えずに席を譲ってあげましょう。
周りの目を気にして行動できない人と同じになってしまいます。
自然にそれが出来る人もいるのですが、やはり内向的な人はなかなかハードルが高かったりします。
ぎこちなくてもいいので、行動して席を譲ってあげることが大事なのです。
持続性バイアス
今の感情がこれから先もずっと続くと過大に見積もってしまうことを持続性バイアスです。
今の自分の感情がずっと続くと思ってしまうこと
●大失恋をして「もう恋なんてしない!!」と思っていたのに、翌月には違う人を好きになっている
●失敗して周りが心配するほど落ち込んだが、2週間後には元気になっている
●アニメの影響で自転車に興味を持ち、欲しい自転車を買って「自転車にいっぱい乗るぞ!!」と思っていたのに、アニメが終わってしばらくたったら熱が冷めてしまった(体験談)
辛いことがあって落ち込んだり、いいことがあって喜んだり、やる気になって情熱的になったり。
こうした自分の感情はずっと続くものだと思ってしまいます。
自分で思っている以上に、自分の感情というのは長続きしないものです。
更に、
自分の感情の持続性を必要以上に大きく長く多く見積もってしまうと動けなくなってしまいます。
チャレンジするにあたって、失敗しないほうが難しいのですが、
失敗で感情が傷つくことが怖いという心理状態になってしまい、新しいことにチャレンジしたり、行動をとることができなくなってしまうのです。
これは誰もが陥りやすいことだと思います。
自分も気持ち的に負けそうになっているときはこの状態になりがちです。
そういうときは、
「失敗」のとらえ方、「失敗=成長」と思うようにするとトライアル&エラーをしやすくなります。
「失敗」したことのほうが、メリットがたくさんあるし、成長できると考えるようにしています。
失敗を恐れて、行動しなかったら1歩動いていないのと一緒。少しでもいいのでコツコツ1歩ずつ行動していきましょう。
保守性バイアス
自分の考え方に固執して、否定したり、正当に評価しなかったりすることを保守性バイアスという。
新しいものを受け入れず、自分の考え方に縛られている人です。
「自分のスタイルへの固執」(頑固オヤジ的な)
柔軟性がなくなってしまい、新しいものを受け入れないため、自分の中にある知識や経験の中だけで評価しようとしてしまうのです。
新しいアイデアなどは保守性バイアスにかかっている状態だと出てくるはずもありません。
まとめ
前半4つと後半4つの計8つを紹介してきました。
●内集団バイアス ●多数派同調バイアス(集団同調バイアス) ●持続性バイアス ●保守性バイアス |
前回のブログ⇒【バイアスの種類】どんな種類の「バイアス」があるのか〖前半〗
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