【ヒヤリハットの法則】統計学的に数字で証明されているという話【対策とは】
こんちには、のぶりんです。
「ヒヤリハット」という言葉を耳にすることが多いのではないでしょうか。
大きな事故やミスにつながる小さい事例を「ヒヤリハット事例」といいます。
現場で働いている人にとっては命にかかわることもあります。
そのヒヤリハットと大きな事故やミスにつながる比率が統計学的に証明されているのです。
ヒヤリハットの法則は「ハインリッヒの法則」で説明できる
事故や災害を未然に防ぐために役立つ法則があります。
「ハインリッヒの法則」です。
ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒという方が5000件以上の労働災害を統計学的に調査した結果、導きだされた法則です。
「1:29:300」という比率を導きだしたのです。
300件のヒヤリハット事例があると、29件は小さな事故・ミスにつながり、1件は大きな事故・ミスにつながるというものです。
大きい事故や大きいミスにつながる過程では、必ずヒヤリハットが存在しているということです。
つまり「ヒヤリハットの法則」とは
「ヒヤリハットの法則」とはヒヤリハット事例が増えるに比例して、「小さな事故やミス」「大きな事故やミス」につながる確率が高くなるということです。
仕事しているときに多いと思うのですが、「このくらいのミスだったらみんなもやってるから大丈夫(´・ω・`)」と思っているとそのヒヤリハット事例が大きな事故やミスに直結する確率があるのです。
この考え方はかなり危険だと思います。
「赤信号みんなで渡ればこわくない」という言葉がありますが、集団心理というのはこわいものなのです。
道を歩いていて、赤信号なのにみんな平気で歩いていきます。
自分は「(´・ω・`)」
こんな顔をしながら青信号になるのを待っています。
流されない勇気・他人がやってるから自分もやるという考え方をやめましょう。
たまたま赤信号で渡っても大丈夫だっただけで、「みんながわたってるから…(´・ω・`)」という考えはやめたほうがよいと思います。
ハインリッヒの法則上、必ず大きな事故に遭遇してしまいます。
仕事でも一緒だと思います。危険だとわかっていても「みんながやっているから」や「いつもこれくらいなら大丈夫」と安易に考えてヒヤリハット事例が増えると大きな事故やミスに発展します。
大きな事故やミスを減らす対策
大きな事故やミスを減らすには「ヒヤリハット事例」をどれくらい減らせるかだと思います。
「1:29:300」という比率が示す通り、ヒヤリハットの件数が減ることで重大な事故やミスを減らせるのです。
その為には一人ひとりの考え方を変える必要があるのだと思います。
仕方ないヒヤリハット事例もあるとは思いますが、多くは気のゆるみや集団心理からくる油断だと思っています。
働いている人たちが高い意識を持って取り組むことができれば、ヒヤリハットの件数も減っていくと思います。
そのためには一人ひとりが経営者の観点を持つことだと個人的には思っています(*’ω’*)
1つでもヒヤリハット事例が減り、大きな事故やミスを未然に防ぐことができるように願っています。
参考文献「学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑)」
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