【勉強法】《想起①》クイズ化・ミニテスト化で記憶の定着率アップ

2019年8月16日

こんにちは、のぶりんです。

「想起」というテクニックで記憶の定着率がアップするということをお伝えしたいと思います。

「想起」というのは「思い出すこと」

人間の脳は思い出す作業をした時、頭に情報を刻み込みます。

情報を思い出そうと頑張るほど、記憶が定着しやすくなるのです。

思い出す作業がアクティブラーニングになり、受け身の勉強から、攻めの勉強に変わるわけです。

クイズ化

考え事をしている女性会社員のイラスト(スーツ)試験を受ける人のイラスト(女性)

覚えたい情報に関して自分で問題を作り、クイズにして、記憶度をテストしてみる方法です。

「意識して情報を思い出す」要素があれば、すべて「想起」に繋がるクイズ化になります。

クイズ化は「検索練習」とも呼ばれており、テキストの再読に比べて、50~70%も記憶の定着率が上がることがわかっています。

ミニテスト化

鉛筆を転がしてテストに答える人のイラスト

すぐに実践出来る方法を紹介します。

本を読んで、必要な情報を記憶したい場合にクイズ化を行います。

①テキストを1ページ読んだら、いったん本を閉じる
②今読んだばかりのページに何が書かれていたかを思い出す

クイズ化によって思い出す作業が取り入れられています。読むたびに「想起」をすることで記憶が定着していきます。

何度もミニテスト化を行い、「想起」のプロセスを行うことがポイントです。

「想起」は回数が多いほど、記憶に残りやすい

基礎的なテキストを読む時ほど、細かいクイズ化を行い、「想起」テクニックを使うことで基礎の部分が記憶出来ます。基礎が身につけば、応用もすんなり身につけることが出来るわけです。

ノートを取るときもクイズ化

 

ノートを取る時も、テキストを見ながら内容をノートに取るのではなく、テキストや本のまとめたい部分を見ずに思い出しながらノートにまとめてみる。

頭の中で思い出す作業になるので、「想起」に繋がるのです。

①テキストや本を読んで「ここをまとめたい」と思ったら、本を閉じる
②まとめたい内容を思い出しながら、ノートにまとめる

やはりここでも、何も見ずにまとめたい内容を思い出すことがポイントなのです。

ボイスメモを使って、思い出しながらまとめたい内容を音声として吹き込んでいくという方法もあります。

ノートに思い出しながら書き出す作業と同じように、音声にしてボイスレコーダーなどに録音するのです。

音声にする効果としては、「口、耳、目」が同時に刺激され、記憶の定着をより促してくれます。

テストは毎日行うべき

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」

「想起」テクニックは、やればやるほど、思い出せば思い出すほど、記憶の定着になります。

思い出す頻度が多くなれば、記憶に残りやすくなるのも納得です。

普段の日常では、思い出すことをあまり出来ていません。

学生さんなら、中間・期末テストやミニテストなどですが、受け身であるテストという点と回数が少なすぎることから、思い出す回数も少なくなります。社会人になったら更に少なくなるでしょう。

自分で積極的にクイズ化をして、思い出す回数を増やすことで、記憶の定着率が劇的に変わっていきます。

なので毎日「想起」プロセスを行うことで、いつでも使える記憶を定着出来るのです。

 

Pocket