【勉強法】教科書や難しい本の文章を理解する方法【メタ認知リーディング】

2019年7月31日

「メタ認知リーディング」について紹介したいと思います。

「メタ認知」って何?と思われた方もいると思います。

「メタ認知」とは

「思考についての思考」のことです。

どういうこと?って思いますよね。自分も最初そう思いました(笑)

具体的にいうと、自分の考えや判断が本当に合っているのかを客観的に判断することを指します。

強い思い込みを無くすテクニックとも言えるでしょう。

頑固オヤジみたいに「右といったら右」「左といったら左」という固定概念を柔軟に考えられる思考に変えてくれるテクニックです。

真っすぐ行ったらもっと良いんじゃないか、ちょっと回り道になるけど右いってから左にいってもいいんじゃないかと柔軟に考えられるようになります。

メタ認知リーディング

いろいろな語学の勉強をする人のイラスト(男性)

 

「メタ認知リーディング」を身につけることによって、基本的な教科書から難しい本まで色々なパターンの理解力アップにつながります。

「メタ認知リーディング」の4つのステップを紹介します。

 

①プレリーディング

理解したい本を1冊選んだら、内容をざっと下調べします。ここのポイントはじっくりではなくざっくりで良いという点です。

「タイトル」「目次」「チャプター」「セクションの見出し」「イラスト」「グラフ」など、どのようなことが書かれているのか?をざっくり把握しましょう。

重要そうなところのみをさらっと読む感じでOKです。

 

②速読

次に速読を行います。

ポイントを押さえて、最後までさらっと読み通してください。

ポイントは4つあります。

●さらっと見た感じで重要そうな所にチェック
●チェックを入れた所に、なぜ重要だと思ったのか簡単にメモする
●知らない単語があったら、余白に意味を書き込む
●速読して理解できなかった所にもチェック

 

③再読

再読を行います。ざっくり読んだ内容の「自分は何がわからないのか?」を明確にして理解度を高めていきます。

ポイントは3つ

●接続詞に注意して「結論」を探す(「つまり」「したがって」など)
●接続詞に注意して「前提」を探す(「なぜなら」「のように」など)
●速読を行い、理解出来なかった所を再チェックして、「どこが理解できないのか?」を自問自答してみる。

 

④再々読

もう1度、本の内容をチェックしながら読みます。

今度は

「自分の言葉で友人に本の結論を説明出来る」レベル

の理解を目指して、読んでいきます。

ポイントは4つ

●チェックした重要なポイントの修正・追加
●テキストの重要なポイントをチャートや図解にまとめる
●新しい発見があったら、随時メモしていく
●「本の内容を他人に簡単に解説できるか」を自分に問いかけ、内容をノートにまとめる

 

まとめ

集中して勉強をする人のイラスト(女性)

この4ステップを行うと、本の内容の理解度が大きく変わってきます。

本を読む回数もトータル4回読むだけで、本の内容を把握することができ、深い理解も身に付きます。

 

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